佐々木昭美のBIエッセイ 明るく楽しくイノベーション
2007/08/09 OFFの充電は、コーヒーNO.1のナンバーワン
自宅のすぐ近くに、フーデリア上小店というコーヒー専門喫茶があります。音楽を聞きながら、1時間位ゆったりした時間を過ごすことが多い。週末、自家焙煎喫茶フーデリアで過ごす、心休まる楽しい時間と空間を少し紹介します。
私は、フーデリアでナンバーワンを注文する固定客の一人なそうである。札幌に生活していた時は、大通りのコーヒー専門喫茶でブラジルをよく味わったものだ。素敵な美人オーナーが、自分で丁寧に入れてくれるナンバーワンは格別の味わいである。是非、味わってほしいとお勧めしたい。
もちろん、コーヒー専門喫茶だけあって、自家焙煎のコーヒー豆だけを買いに来るお客様も多い。
音楽も、CDを自分で探して、手作りでプロデユースして、多彩なリズムが流れています。
私のコーヒーカップは、各地の陶器の名産をその日の雰囲気に合わせて出してくれる。唐津焼、備前焼、信楽焼、九谷焼・・・実は、国内出張や旅行の際に始めた、ささやかな楽しみである陶器収集で手に入れた品を寄贈した。マイカップの雰囲気で出して頂いている。ちょっとした我が儘である。
人生の貴重なOFFの時間に、秀逸なコーヒーの香りと味わいに勝るものはない。
実は、何でナンバーワンというのか、最近までまったくコーヒーの初歩的知識もなかった。
エッセイを書くのに、恥ずかしながらちょっと調べてみた。
ナンバーワンは、知名度もNO.1でコーヒーの最高峰とも言われます。
ジャマイカ国内のブルーマウンテン地区内で収穫され、かつ、指定工場で精製されたもののみが、ブルーマウンテンを名乗れるといわれています。そのうち最もグレードが高いのがNo.1(ナンバーワン)なそうです。
もちろん、フーデリアにはコーヒー専門喫茶店らしく多くの種類があり、私も楽しんでいる仲間である。
他の代表的なコーヒー豆の種類を以下記載しておく。
キリマンジャロ(タンザニア)、コナ(ハワイ島)モカ(イエメン、エチオピア)グアテマラ ブラジル、コロンビア、マンデリン (インドネシア) 、トラジャ(インドネシア)、ジャワコーヒー(インドネシア)、ケニア 、サルバドル(エルサルバドル) 、コスタリカ など。
フーデリアでのもう一つの楽しみは、月刊誌「家庭画報」の世界です。
8月号で気に入った企画が多くありました。
1.特集 中世と美味遺産に浸る 悠久のスペイン
マドリッド、アンダルシア、バロセロナ。2年前、家族4人での楽しい真夏のスペイン旅行を思い出しました。バルセロナのサッカー場でロナウジーニョと偶然出会って、娘が大きな声を出して喜んでいたことは、絶対に忘れられない人生の縁・運を感じた出来事でした。
2.不世出のピアニスト 魂の旋律 フジコ・ヘミング
彼女のCDを5枚持っています。
La Campanella(ラ・カンパネラ)、Echoes of Eternity(永久への響き)・・・。
数年前、無国籍と長い不遇な年月のピアニストに衝撃を受け、CDを買いました。曲を聴いて、また驚き、新しいCDを買いました。
あのピアノの音色は、本当に独特なものですね。神の采配のようです。
人生の本当に長い苦難の後、劇的なデビューによって、憧れのパリに住めた。
溢れる喜びと笑顔の写真に、よかったね、と幾度も共感の思いに震えました。
3.特別対談 新井 満さん×黒柳徹子さん 「般若心経」のこころ
相変わらず、若々しい黒柳さんと素敵なファッションがいい。
最近、流行の作家新井さんは、スマートな紳士でリハンメルオリンピックのプロデュサーだったと知った。
母の死という共通の体験をなされたお二人が、その苦しみを乗り越えて「般若心経」のこころを語っています。
「色即是空」と「空即是色」とは?
「色即是空」とは、万物は変化する、進化がさけられないことということは、よく知られている言葉ですね。
と同時に、「空即是色」とは、万物は変化した結果、すべては再生するという意味なそうです。
魂は永遠なのかもしれないという思いがする対談でした。
4.童心に返る 郷愁の日本の夏祭り
盆踊りと夏祭りの季節ですね。
私は宮城の生まれなので、仙台の七夕祭りは何度も体験した思い出があります。
同じ、東北の祭りである秋田の竿灯、青森のねぶた祭りの輪にもいつか入ってみたい。日本の祭りは、生へのエネルギーの爆発のような心の熱さを感じる。 1億総笑顔の季節である。
盆踊りは、先祖の霊を迎え、霊を慰める目的だが、同時にその踊り、装束、唄など、独自の舞踊芸能に鑑賞性が加わり、自然に人が集まるようになったものと解説されています。
正月とお盆に、故郷に帰る日本の習慣は、公認の民族行事である。日本人が、家族と故郷との再会を通して、人間の絆の温かさ、自然とのふれあい、永遠の魂との邂逅などを味わう本当に貴重な時間だと思います。
「家庭画報」は、私の「セカンドスペース」を創造してくれる映像雑誌でもある。
フーデリア上小店:さいたま市大宮区上小町1039 TEL:048-643-8530
フーデリア本店:http://www.foodelia.com/
以上