「フィリピンスービックだより」第2回 iYESならではのサービス

コラム「ミニ講座」

2018/03/07　「フィリピンスービックだより」第2回 iYESならではのサービス

bn_nakazawa

こんにちは。BIPコンサルタントの中沢宏行です。

2月。日本では、思いがけない大雪や、荒れた天気で大変だったかと思います。こちらフィリピンでは、乾期の真っ最中、ほぼ毎日青空を拝むことができています。月の頭には、年に1度の恒例となっている、「日本人の集い」という会が催されました。毎年、いろいろと趣向を変えているのですが、今年はビーチ。スービック周辺に住む日本人、家族含めておよそ１００人が集まり、ゲームをし、焼き鳥やお好み焼きをつまみにお酒を飲み、懇親を深めました。

私はビーチバレーの幹事。参加予定者はあらかじめ決まっていたはずが、酔いすぎた等の理由で半分が入れ替わったり（笑）、せっかく用意した「ビーチバレー公式球」が、素人には意外と飛ばなくてコートサイズを変えたりと、いろいろとハプニングもありましたが、大変な盛り上がりで終えることができ、よい一日となりました。

そんな今月でしたが、いくつか、iYES（アイイエス、私がCEOを務め運営している学校、会社の名前です）らしいサービスを提供できました。以下、ご紹介いたします。

■大学との連携

周辺のいくつかの大学とは、日頃から関係を持たせていただいており、当校での英語、グローバルトレーニングに、トレーニングパートナーとして学生を派遣してもらったり、逆に私どもの英語留学の生徒をインターンシップとして受け入れてもらったりしています。

今回、継続的に社員を留学に派遣いただいている企業のお客様から提案があり、大学に出向き、打ち合わせをしてきました。その会社様は半導体事業を行っており、実験用の材料（デバイス）、そして半導体関連レクチャーの提供をしたいということでした。企業側も社員の超実践英語コミュニケーションの訓練の場となり、双方にメリットがあります。学校側は当然Welcome!　話を進めていくこととなりました。

学校のキャッチフレーズ「BEYOND A LANGUAGE SCHOOL、英会話学校のその先へ」通りの活動であり、私自身ワクワクしています。ちなみに、フィリピンの学校は、必要とあれば柔軟にカリキュラムを変えてきます。判断も早いです。

■超密着マンツーマン(*)英語トレーニング（*英語では、private lesson, one to one lesson）

今、英語講師を1人、マニラに派遣しています。某中小企業様のリクエストで、社員AさんのTOEICスコアをあげてくれというものでした。期限は1ケ月、200〜250点アップが目標です。

この会社様、規模は数十人と小さいですが、ある製造技術が認められ、USアイダホ州の大学と連携、州のサポートも引き出し、プロジェクトをスタートされます。Aさんはそこで働く予定なのですが、ワーキングビザの取得が今の英語力（を示すデータ）ではなかなか難しいようなのです。

iYESは、「TOEICなんてあてにならない」という主義主張で、従来はほぼ無視、「実践力」にフォーカスしてきました。しかし、やはり、わかり易い指標としてのTOEICスコアは、大事な場面ではすごく大事であるということを再認識し、最近はオンラインプログラムでもTOEICを意識したものをリリースしていたところでした。（「実践力」は引き続きiYESの大事なバリューです）

Aさんは英語力アップだけのために今、マニラの事務所にいます。そこにiYESから1人の講師を派遣し、朝から晩まで英語漬けにしています。そして、それだけでは時間が足りないとし、Aさんと同じ部屋に住まわせてもらい、レッスン終了後も密着、寝食をともにしながら復習や補習をしています。社長さんも「まぁ、賭けですわ」と言いながら本気です。我々もベストを尽くし、この中小企業様のUS進出のお手伝いができれば、という思いです。