佐々木昭美のBIエッセイ 明るく楽しくイノベーション

 INDEX 

2011/07/19 BIPの東北復興支援活動をご紹介します

BIPでは東北復興支援活動を始めました。継続的に活動を広げていく予定ですが、第一次として3つの支援プロジェクトを開始しました。皆様はそれぞれの立場や関係性の中で既に実行していると存じますが、お互いに励まし合い、交流しあって、東北復興支援が継続的に、広く、深く進んでいくことを念願しています。

私は、故郷宮城を新幹線開通後の5月に2回にわたって訪問しました。甚大で悲惨な現実に衝撃を受けました。その実像を伝えたいとレポートも公表しました。
・BIエッセイ2011/05/16 ふるさと宮城県大崎市訪問レポート――『東北人の魂は耐えて、震えている』
・BIエッセイ2011/05/23 宮城県視察レポート(2)――日本未曾有の大震災であり、全国民、全産業、国・全自治体の持続的復興支援が必要です。

BIP自身は小さな会社ですが、自分たちなりにできることを継続的に実行したいと思い、何をするかの東北復興支援テーマを考え、「世界に繋がり、働く喜び・学ぶ喜び・遊ぶ喜びに溢れた街づくりを!」と決めました。

BIPの復興支援テーマ
「世界に繋がり、働く喜び・学ぶ喜び・遊ぶ喜びに溢れた街づくりを!」

参考資料

(1)『BIP東北復興支援活動1 学ぶ喜びづくり』
【石巻の子供教育支援ボランティア NPO TEDICを応援しています】

参考資料

海岸部で甚大な被害を受けた石巻市・七ヶ浜周辺の子供たちへの学習支援をしているボランティア「NPO TEDIC」の活動を応援しています。早稲田大学他の教職大学院生中心に元気に活動中しています。

BIPでは、個人として① 活動資金の寄付と ② 活動についての情報発信支援をしています。皆様にも是非ご支援をお願いしたいと思います。

私が彼らとで出会ったのは、電子情報通信学会HCG第3種研究会、認知心理学会共催で東京にて開催された東北復興支援セミナーです。BIP事務所にも代表者が活動内容の説明に訪れる等、熱意ある教職員志望の若者達によるプロジェクトです。是非応援お願いします。

<TEDICの活動概要>
学生教師を被災地である石巻市へ派遣し、被災児童・生徒に学習する機会を届けます。
被災児童・生徒への指導実践を通し、学生教師に成長する機会を生みます。
参考資料
・ミッション
①被災・児童生徒の学習習慣の定着 ②被災・児童生徒の基礎学力の定着
③学生教師の臨床的教育能力の向上

・ビジョン
将来に向けて、自立できる児童生徒の育成
様々な背景を抱える児童生徒に対応できる教員の育成

6月の週末から石巻・七ケ浜の避難所周辺の小学校、中学校生徒の学習支援活動を始めています。現在4回実施。

TEDICでは、活動に後援いただける企業や個人の方を募集しています。
詳細は、NPO TEDIC WEBサイト:http://ameblo.jp/tedic/

(2)『BIP東北復興支援活動2 遊ぶ喜びづくり』
東北の笑顔溢れる文化・芸術活動を応援!
【「第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル」企業協賛』】

参考資料

故郷東北の真の復興は、世界の人々、日本全国の人々が集まり、楽しい遊びの街に再生することでもあります。

BIPは、①「第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル」企業協賛 ②サポーター会員登録 ③フェスティバル情報発信 を支援しています。

参考資料 参考資料
『定禅寺ストリートジャズフェスティバル』は、「杜の都・仙台」の街角で毎年9月に開催し、市民ボランティアが中心となって企画・運営を行っている大規模な音楽のお祭りです。音楽の大好きな市民が演奏し、市民が観客となり、フェスティバルを支えています。ケヤキ並木の定禅寺通りをはじめとした仙台の街が、この日だけのステージに変わり、街中に音楽が溢れます。ジャンルはジャズやロック、スカ、ゴスペルなど様々。子供からご年配の方まで、また街に訪れる観客はもちろん、参加者からこのお祭りを作っている実行委員のすべての人が、一体となって音楽を楽しみます。参加者は宮城県内をはじめ全国から、さらに、フランスといった海外まで、様々なジャンルのグループが参加しています。既に20回開催の実績があります。大震災発生により開催が危ぶまれましたが、今年も開催が決定しました。

BIPでは少額ですが会社として協賛広告に協力しました。また、個人として宮城出身の私や音楽活動をしている事業リーダー実践塾メンバーSさん、Tさんを中心にこのお祭りを応援しています。

私もサポータークラブ会員(個人)年会費3000円に登録しました。気軽に応援できる方法です。

開催概要
【タイトル】『第21回定禅寺ストリートジャズフェスティバル』
【期  日】2011年9月10日(土)・11日(日) ※雨天決行
ストリート演奏/11:00〜18:00・ナイトステージ/18:00〜21:00
【 会  場 】仙台市内中心部(仙台市青葉区 一番町、国分町、本町、中央、大町他)(仙台市宮城野区 榴ヶ岡)
【主  催】定禅寺ストリートジャズフェスティバル実行委員会
詳細は、公式WEBサイトをご覧下さい。 http://www.j-streetjazz.com

(3)『BIP東北復興支援活動3 働く喜びづくり』
東北地方自治体の中小企業・自営業・産業復興政策の自主財源を応援!
【「ふるさと納税」制度活用した寄付による支援方法のご紹介】

参考資料

BIPでは、「ふるさと納税」による東北復興支援寄附を応援していますし、皆様にも協力してほしいと念願しています。

真の復興は、地元で働く場を維持、増やすことだと思います。大企業の誘致はもちろん核づくりとして大切ですが、圧倒的多くは中小企業、自営業が雇用を支えています。

ところが、政府、県の企業支援は金融支援中心であり、それを利用できない企業が少なくありません。地元中小企業・自営業へのきめ細かい直接支援には自治体の産業復興政策を支える自主財源を応援することが大切だと考えました。

「ふるさと納税」は、自分が支援したい自治体に直接お金が渡る寄付による方法です。しかも、税金控除の対象となりますので、手軽に、負担少なく支援できる方法です。

例えば、私の故郷宮城県大崎市WEBサイトの「ふるさと納税」を開いて見ます。(詳細はこちら>>)6項目の使い道(事業メニュー)が紹介されています。私は「3.活力ある大崎市をつくるための事業」を指定して寄附する予定です。

寄附金の使い道(事業メニュー)は以下から選択ください。
参考資料
※宮城県大崎市WEBサイトより抜粋

各自治体には、自主財源も含めで中小企業、自営業支援を通じて産業復興に力を入れてほしいと願っています。

東北出身の塾生Kさんが、まとめてくれた概要を参考にご紹介します。是非ご参考にして下さい。

「ふるさと納税」制度を利用した震災復興寄付の流れ
・ ふるさと納税は、選んだ地域に寄付することで税金が控除される制度です。
自分の故郷以外へも寄付可能。
・寄付金は、自治体が復興事業に使ったり、被災者に直接手渡されます。

本来収めるべき所得税と住民税が軽減されます!

①ホームページ等で支援したい市区町村のふるさと納税制度概要を確認
※市区町村によっては寄付金の具体的な使用用途が明記
※地域特産物を貰えるところも。

②支援したい市区町村に寄付金の申し出をし、指定口座にお振込。後日領収書が送付されますのでそれを大事に保管

③年明け後その領収書を持って所得税の確定申告(寄付金控除の活用)。
※所得税は前年源泉徴収された分から一定額が還付されます(給与所得者の場合)。
※住民税はその年の税額が軽減されます。

軽減額のイメージ
所得税に関しては寄付金2000円を超えた部分全額が所得より寄付金控除を受けられます。つまり、寄付金額分所得が下がるので、税額もそれに応じて下がります。
※所得控除の為、ある程度まとまった寄付金額でないと軽減効果は高くありません。

住民税に関しては寄付金5000円を超えた部分で、前年収めた住民税の1割程度までを上限目安とし、税額より寄付金控除が受けられます。
※税額控除の為、ある一定額(住民税の1割)の寄付金までであれば軽減効果は高いです。

この制度を利用する事による我々のメリット!
※寄付の使途がより具体的にイメージする事が出来る
※源泉徴収の会社員の方に馴染みない確定申告を経験する事により、税金の知識を深める事が出来る。

以上

>>佐々木昭美へのご相談はこちら


thumbnail_sasaki佐々木 昭美(ささき あきよし)

取締役会長 総合研究所所長

経営コンサルタント(経営改善、事業開発、ビジネスモデル、 人事戦略、IPO、M&A、社外取締役)

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