2011/07/01 第6回「相手目線で仕事をする(実例③上司が変る時) 」
■福島の知人宅補修を機会に震災復旧のお手伝いをして来ました。須賀川、天栄村の近辺を回って来ましたが、比較的被害は少ないものの今だに瓦屋根にブルーシートを掛けた家屋が数多く見受けられ、補修業者の手が回り切っていない現実が垣間見えました。
知人宅も平屋部分が土台から15cm程ずれたのをジャッキで持ち上げて戻す作業を二日間で補修しました。滞在中の7日間に余震が中小で5回、まだまだ収束には時間が掛る様子です。
■さて、相手目線で仕事をするシリーズも 4回目を迎えました。
今回は、会社人生で良く起きる『上司が変る時』の場面を元にお話をします。
新しい上司は自分やその職場にとって同分野の上司なのか、または異分野の方なのか・・・この差をチャンスと捉え、仕事の進め方の良い経験になれば幸いです。
■先ずは次のチャートをサクっと眺めてみて下さい。
■上司は多少の不安と期待を持って貴方の職場に異動して来たり、または異動してくる貴方を見ています。
その時に、職場や部下が自分の得意分野であるかどうかに依って、上司の心境は大きく違う・・・これが今回のテーマ=『相手の目線を先ず知る』ポイントです。
■同じ分野であれば共通言語で気楽にマネージ出来ると思うだろうし、異分野ならちょっと構えた姿勢を取ることが容易に考えられます。
同分野か、異分野か、それぞれに『功罪』があることを理解しましょう。
そしてその功罪をうまく消化・吸収した上で、上司と接することが大切です。
■異分野ならば、新しい風や新たな観点での成長に期待、挑戦が出来ます。
同分野ならば、とっつき易いでしょうが、逆にマンネリにご注意!
■但し、共通して言えることは・・・
上司だって不安や期待、どんなマネージメントをすれば良いか、など心中は決して穏やかではありません。
そんな上司が一番嬉しいのは、『報連相』=ホウレンソウと言われる報告連絡相談なのです。 これも相手目線で考えれば理解出来ますね。
■本日のおまけ
下記のチャートは、特に若い皆さんへ是非伝えたい言葉です。
仕事は速攻が如何に大事か・・・スピード経営を支える皆さんの仕事のスタンスとして参考にして見て下さい。
石黒 啓司(いしぐろ けいじ)
コンサルタント(商品企画、マーケティング、仕事力改革)
今の日本、政治・経済の停滞の中、特に企業の元気がありません。構造変化への対応、新しい挑戦の欠如が原因と痛感しています。 これらの打開には先ず、戦略力、創造力・統率力などの仕事力が必須。至近な実例を元に仕事力&元気玉の復活を目指して発信します。
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