2018/05/09 「フィリピン スービックだより」第4回 フィリピンの食事事情
こんにちは。BIPコンサルタントの中沢宏行です。
4月は月の半分くらい日本に滞在していました。企業のお客様を訪問して次期プログラムの打ち合わせをしたり、留学エージェントを回って新プログラム等のヒントをいただいたりしました。ここ2年くらいはフィリピン-日本間を年に7, 8往復しています。
2009年、工場の技術担当として初めてフィリピンに赴任(今の語学学校は、その後に起業)した際には、食事に多少の不安がありましたが、割と平気でした。今では好きなフィリピン料理がいくつもあります。そして食べたくなれば、日本食があります(笑)。
――ということで、ビジネス(語学学校)の話が2回続きましたので、今回は息抜きにフィリピン/スービックの食事事情についてご紹介したいと思います。もともと私のコラムそのものが息抜き的と宣言(第1回参照)して始めたわけですが(笑)、気楽にご覧いただければ幸いです。
■食べることが好き
フィリピン人は、まず、よく食べます!朝食+10時のおやつ+昼食+3時のおやつ+夕食+またおやつ……。おやつといっても、もちろんスナック菓子も食べますが、スパゲッティとか、フィリピン焼きそば(パンシットと言います)などをサクッと食べます。ライスの時も。
そのようなわけで、いわゆるメタボ体型が多いのだと思います。特に上級ポジション、比較的裕福な人たちは、そのお腹が裕福さを表すといった感じでしょうか。もう少し経てば、そういう層こそスポーツクラブで汗し、シェイプされたほうがかっこいい!という時代になるのでしょうが、それはもう少し先のことになりそうです。
「ダイエットしてます」という女性もよく聞きますが、まず継続しない(笑)。継続は力なり、の思想はあまりない気がします。
■ご飯が好き
日本人の主食はお米だと思いますが、フィリピン人は日本人以上にご飯、ライスを食べます。パスタが夕食というのは、日本人からすればアリだと思いますが、この国ではそうではありません。なぜライスを食べないか!?といわれます。
また、フィリピンNo.1のファストフードは、Jollibeeという巨大チェーン店。もちろんハンバーガーなどもありますが、定番商品は「フライドチキン+ライス」。このコンビネーション、フィリピンに来た当初は奇異に感じたものですが、もうすっかり当たり前です。
ちなみにお米はキロ40ペソ(〜100円弱)くらいと安いです。もちろん日本のご飯の質感を期待してはいけません。
■スプーンとフォークで食べる
これも最初は戸惑いましたが、いまでは非常に合理的で良いと思っています。(右利きの場合)スプーンが右手、フォークが左手、です。スプーンはナイフの代わりもし、ご飯、おかずを口に運ぶときに使う。フォークは本来の使い方と、おかずをスプーンに載せるときに使う、といった感じです。
もう一つは、手で食べる、ということですね。普通のレストランではほとんど見かけませんが、ローカルローカルしたエリアに行くと、普通に手で食べています。私も一応食べることができます(写真はバンブーハウスで食事をいただいた時のもの)。
iYESでは「街(スービック)がキャンパス」。食事も「キャンパス」内で。
もともとアメリカ海軍の基地があったスービックには、当時の影響が残っており、アメリカン、イタリアン、韓国料理、中華料理、そして日本料理等、フィリピン料理だけでなく、安くて楽しめるレストランが沢山あります。
一般的な英語学校は施設内に給食サービスを持ち、バランスよく、かつ効率的に食事をとることができますが、iYESはスービックの街(中心街の出島は1km x 2kmほど)をキャンパスと勝手に呼び(笑)、バラエティに富んだ食事を色々な食事処でとるとともに、コミュニケーション、英語の実践をして欲しいという方針で運営しています(長期の方に自炊できる宿舎を用意しています)。
小規模校ゆえ、給食設備を持つという発想がそもそもなかったのですが、「実践!」を大事にするコンセプトに適っている、となかなか好評です。
今回は食事事情をテーマにお送りしましたが、肝心のフィリピン料理(がどのようなものか?)についてはほとんど触れられていないですね(笑)。では、そちらはまた次の「息抜き」の機会に……。
お読みいただき、ありがとうございました。また次回!
スービックについて
http://primer.ph/travel/category/area/central-luzon/subic/
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中沢 宏行(なかざわ ひろゆき)
コンサルタント(海外進出・海外ビジネス支援、人材育成研修・組織マネジメント)
フィリピンのスービックにて語学学校事業を中心に活動中の中沢が、現地の実情や海外ビジネス支援、語学・企業研修についてのコラムを開始。
海外進出や海外ビジネスに興味のある方、語学研修や海外企業研修をご検討の方に役立つ情報を発信していきます。
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